議事録

平成24年3月 予算特別委員会(第4回)

「審査部局」

総務部、国民健康保険事業特別会計、健康福祉部、後期高齢者医療事業特別会計、介護保険事業特別会計

※ 総務部の審査より

◆木村正孝委員

2点ほどお尋ねしたいと思います。1つは、今、出ておりますITに関係することで、インターネットの利用状況についてお尋ねします。まず今、庁内でインターネットについては活用されておられると思いますけれども、これがつながっているパソコンの台数とか実際の利用状況というのはわかるもんでしょうか、どうでしょうか。これが1つです。

それから、もう一つは接続が、私は議会棟のやつで対応されたやつを使ってるんですけど、接続がかなり悪いんではないかと思ってるんですね。本来的には当然、光ファイバーを使った契約をしておられると思うんですけど、最近ですと家庭の方は300メガというやつも出てきておりますから、そういうこともあるかもしれませんけど、本来は事業系の方がはるかに速いはずですから、そのあたりについてどういうふうな認識を持っているかお尋ねします。

それから、3つ目はメールについて、各課でメールアドレスがあって使っておられると思いますけども、なかなか送ってから到着するまでに実は時間がかかって、一定の間隔でしか入らないというふうなことも聞いたんですけど、その実態についてもお聞かせください。これは1点目のことです。

○関谷智子委員長

木下課長。

◎木下直紀IT推進課長

インターネットの利用状況についてですけども、庁内で職員が使っている庁内のパソコンにつきましては、インターネットに接続することがすべて可能というふうになっております。すべての職員が利用可能というふうな状況になってございます。ただ、職員ですので、常にインターネットを見るというふうなことではなくて、仕事上必要であるということでの利用状況だと思います。ただ、詳しくは、利用状況については今手元にございませんので、把握できていないというふうな状況でございます。

それから、接続台数の方ですけども、約1,300台ぐらいあるのかなというふうに考えております。

それから、接続が悪いというふうなことのご質問でございますけれども、宇治市の方は今現在、プロバイダー契約をしておりまして、上り下りとも20メガの帯域保証ということで、20メガは確保しますよというふうな契約を行っておりますので、そういうふうなことでございます。速度が遅いということにつきましては、職員がそれぞれ利用するというふうなところもありますので、回線が込んでるであるとか、パソコンによっては古い年度のパソコンがございますので、スペック的にちょっと劣っているというふうなことがあって、そういうふうなケースもあるかと思います。こちらの方を容量を拡張するということになりますと、やはりそこは使用料といいますか、利用料というのが高くなるというふうに考えておりますので、それは今後、状況を見ながら、必要であれば増強していくというふうな対応になってこようかと思います。よろしくお願いいたします。

それから、メールに関してですけども、宇治市につきましては、セキュリティー対策として、外部と内部と常時接続しないというふうなルールで行っております。そのため、メールにつきましては、中間メールサーバーというのを置きまして、外部と中間メールサーバーとがつながっているときは内部とはつながらないと。中間メールサーバーにたまったものを内部に取り込みするときには外部とは接続しないというふうな形の運用を行っております。メールにつきましては3方向でそういうふうな仕組みを組んでおりますので、1方向当たり7分程度接続するというふうな形になりますので、それが一回りしますと約21分、20分強の時間が必要になるということで、通常であればメールを送ればすぐに到達するというふうな形になるかと思いますけども、宇治市におきましてはそういう事情でちょっと時間がかかってしまうというふうな状況でございます。以上でございます。

○関谷智子委員長

木村委員。

◆木村正孝委員

ありがとうございました。インターネットの利用状況についてはまだ把握できてない。これはちょっとどういう形で把握されるかについても検討が必要やと思いますので、きょうはこれで結構です。

それから、接続状況が1,300台ということで、実は遅いというのは、上下線ともこの20メガという、これは率直に言いまして、今の現状で20メガは遅いと思いますよ。今は大体、普通の家庭は100です。いよいよ300メガが出てきたということで、やっぱり家庭でそんだけのもんを使ってますと、非常に20では遅いというふうに感じると思います。一たん、こういうものは早いこと経験しますと、全然変わってきますので。それと、たくさんの方が使えるんであればあるほど、もちろん仕事に関係することで必要なんですから、それはやはり回線の利用料金を上げても、それは上げていくべきではないかと。これは効率の問題、あるいはストレスの問題も含めてこういうものはあると思いますから、ぜひご検討いただきたいなと思います。

それと、先ほど、このITの推進なりメンテナンス、維持管理について、金額が高いんではないかというふうなご意見もあったと思いますけれども、これはなかなか高いか安いかってわかれへんのですわ。ただ金額だけ見たら、えらい高いなと思うんですけど、問題はその金額がどういうふうなもので、こういう基準でなってますからこのぐらいの値段がするんですというふうなことをある程度明らかにされないと、一般的にはなかなかわからないですよ。今、特にインターネットの関係を含めてブロードバンドが発達しておりますから、家庭レベルでも非常に安く今現在構築できてますので、そういうこともありますので、ぜひそこら辺は明快にしていただいた方がいいというふうに思いますので、そういう方向で考えてください。

あと、メールの環境はセキュリティーを含めて中間サーバーを入れてるということで、3方向、外部とつながっているときは内部がつながらない、内部とつながってたら外部はつながらないということを含めてよくわかりました。これは行政の職員が使うものですから、ある程度はそういうセキュリティーは必要だろうというふうに思いますので、結構だと思います。

次に、2つ目にいきたいと思います。庁舎管理のことについてお尋ねします。庁舎管理の基本的な温度管理と湿度管理、あるいは換気ですね。これについてどういうふうな形で管理しておられるのか、これをまずお聞かせください。

○関谷智子委員長

河野課長。

◎河野寛管財課長

庁舎の温度及び湿度の管理でございますけれども、庁舎本館の温度につきましては、各階にセンサーが設置されておりまして、それを地下の中央監視室でモニターすることができるようになっております。湿度に関しましてはセンサーがございませんので、毎日、メンテナンスの業者が定点実測、観測を3時間ごとに行っております。これらの状況をもとに空調運転を適正に管理しています。それから、議会棟西館につきましては、空調機に設置されております温度センサーでの機械管理のみでございます。

○関谷智子委員長

木村委員。

◆木村正孝委員

ありがとうございます。1つは、温度については各階のセンサーでデータをとりながら、地下のモニターを監視室で集中管理して見てるということですが、これについては一体どれぐらいの箇所ではかっておられるんでしょうか。これは結構、この議会棟も含めて数があると思うんですけど、どれぐらいのもんでしょうか。

それから、湿度についてはセンサーがないので、人が時間を3時間ごとにやっておられると、測定しておられるということですが、これもどれぐらいの箇所ではかっておられるのか。その場合はかなり、こういう大きな建物の場合は温度管理というのは非常に難しいんですよね。温暖化の関係で言いますと、例えば冬は何度、今やったら20度ぐらいですか、夏は何度というふうに決められておりますけども、実際にはなかなかそれがうまくいってないと思うんですね。それと、それをはかる場合でも、例えば温度でも、足元と一定の高さのところと上では随分温度が違います。そういう意味ではやっぱり温度管理を含めてセンサーの場所も変わってくると思いますので、そのあたりも含めてどうなのかお尋ねします。

実は、温度管理なり湿度管理というのは、職員あるいは勤務する者の体調管理ということも当然ありますし、これは能率にも関係すると思います。民間なんかではかなりこのことを専門的に検討して、いかに効率よく少ない人数で仕事をはかどらせるかということで、快適温度、快適湿度というテーマを持って、非常にきめ細かく対応しておられます。さらに、グーグルなんかは世界的に有名ですけど、日本でも最近でしたらタニタみたいな健康用器具メーカーは自分とこの食堂で職員の食事管理をきちっとしておられて、そのことによってメタボが減ったということが出てますし、それから今度レストランとして丸の内に進出したことも出ておりますが、かなりそれは先進的にやっておられるんですよね。そういうことも含めてやはり、一定の規模を持っている行政体ですから、そういうものが必要ではないかと思いますので、そのあたりの考え方も含めてお聞かせください。

○関谷智子委員長

答弁はどなたがされますか。川端副市長。

◎川端修副市長

庁舎内の温度、湿度の管理、体調管理あるいは仕事の能率の面でも効果があるというのは、この温度、湿度だけではなく、例えば職場によりましては軽い音楽を流せばかなり能率が上がるとか、いろんな面、聴覚の面からでもいろいろ管理すると、業務の能率が上がってくることが言われております。その中でも委員ご指摘の温度、湿度というのは体調管理上かなりの影響があるかなというふうに受けとめております。タニタの例をお出しになったわけでございますけども、そういう意味では正直なところ、我が市は少しまだおくれているかなという感はしないでもないなと思っております。ご指摘も踏まえて、どんなことをこれから考えなければいけないかという、大変申しわけないんですけど、まだそのレベルでございますけども、これは人事管理上の問題もございますので、そういう部署ともまたご指摘などを踏まえて、意見を交換したいなと、このように考えています。きょうのところはこの程度でとどめさせていただきたいと思います。

○関谷智子委員長

河野課長。

◎河野寛管財課長

先ほどお聞きになっておられました箇所数でございますが、1階と2階が10カ所、3階以上が4カ所ずつということになっております。それから、センサーの場所は床から1.5メートルの高さのところということでございます。

○関谷智子委員長

木村委員。

◆木村正孝委員

ありがとうございました。川端副市長の方からこれからの課題だというお話がございましたので、今のセンサーの箇所の数も含めて、全体的に検討いただけたらありがたいと思います。以上です。

(中 略)

※ 国民健康保険事業会計の審査より

◆木村正孝委員

この間、国保料金についての当局説明を何回聞いても、もう1点理解ができないところがあるのでお尋ねをしたいんですが、国保のこの会計処理というのは基本的には単年度主義だということでこれまで説明を受けてきました。単年度主義であれば、必要なお金を調達して、その結果としてその年度で残ったのであれば、それはやっぱり単年度として処理をして返還するなら返還すると、次年度は次年度で立てていくというのが基本的な考え方だと思うんです。ところが、余ればまたそれは基金が必要だからそっちへ積むんですという説明をされて市民から見れば非常にわかりにくいんですよね。そのあたりについてご見解をお伺いします。

○関谷智子委員長

当局へ、ですか。

◆木村正孝委員

はい、当局にお尋ねします。

○関谷智子委員長

大下課長。

◎大下勝宣国民健康保険課長

国民健康保険制度は、保険という制度を用いまして運営しているところでございます。その中では、適切な財源を確保しないといけませんが、先ほど当局の意見として述べさせていただきましたとおり、単年度収支状況を見ますと赤字が続くような状況にございます。こちらは端的に言いますと、国保の事業制度は単年度で収支の均衡を図る単年度主義ではございますが、これまでの経過を踏まえて綿々と制度は続いている状況にございます。そういった中で、単年度収支の赤字が続くということは、その中での収支の均衡が図れてないというような観点もございますし、そういった中で保険料の方は設定してございます。

あと、加えまして国民健康保険制度の中にはいろいろなさまざまな構造的な問題がございます。例えば高齢者が多いですとか所得の低い方が多いとか、そういったことがございまして、それに対しまして、例えば前期高齢者交付金ですとか後期高齢者支援金、退職者医療制度に係る交付金等、翌々年度に精算するような財源もございますことから、単純に単年度だけで収支を見るのでは非常に安定した運営が成り立たないと考えておりますので、単年度収支を基本にしながら将来も展望して設定しているところですので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

(中 略)

※ 健康福祉部の審査より

◆木村正孝委員

1点だけお尋ねしますが、こういう文書が、もちろん公文書なんですが、つくられて本人の前に持っていかれるまでに、当然行政文書であれば起案をしてその上で持参されるものだと思うんですけど、今回は一切そういう手続を踏まずに全く個人的につくって持っていかれてるのかどうか。その確認だけお願いします。

○関谷智子委員長

西村課長。

◎西村公男生活支援課長

この書類におきましては、本人自身の判断で上司への相談、報告なく誓約書を書いたということで確認しております。

○関谷智子委員長

池内委員。

◆池内光宏委員

事態は非常に重大な事態だと思うんですよ、これは。これについての事実確認を含めまして、きちっとしたこの予算委員会の場で正式に報告をしていただきたい。文書でもって。そして、それに対する市としての公式見解なり、私は極めて在日外国人に対しての差別も含めての文章でもありますから、それに対する問題もありますから、それなりの対処を、どういう対処をするのか、明らかにしていただきたいと思います。

○関谷智子委員長

土屋副市長。

◎土屋炎副市長

この業務の中で職員がとりましたこの誓約書なる文書、これの事実経過といいますか、それとそれに対する当局の考え方等については、また改めてご報告をさせていただきたいと、このように思っております。

○関谷智子委員長

長野委員。

◆長野恵津子委員

予算の概要96ページ、敬老祝い金等支給費についてお尋ねいたします。

今回、市長の施政方針の中に、現金給付、個人の給付は見直して制度で支える、こういった言葉がありました。今後敬老祝い金についても見直す方針なのだというふうに理解いたしましたけれども、現場をよく知る職員の立場から、今後どのようなこの敬老祝い金についての検討をすべきだと考えていらっしゃるでしょうか、お聞かせください。

2点目が、老人園芸ひろばでございます。現在無料でされています老人園芸ひろばの利用料の徴収、これも今後考えていくべきではないかというふうに考えますけれども、ご見解をお聞かせください。

また、そういった場合、どの程度の利用料を取るのが適当と考えられるのか、また近隣市の状況がわかれば教えてください。その際、この老人園芸という呼び名、名称はやめて、新しい事業名としてスタートする方がいいのではないか、60歳を対象としているこの事業に老人というのがふさわしくないと私は思うんですけれども、その点もお考え方、お聞かせください。

○関谷智子委員長

一原課長。

◎一原珠美健康生きがい課長

敬老祝い金でございますけれども、敬老祝い金につきましては、長年社会に貢献してきた高齢者の方の長寿をお祝いして、あわせて老人福祉の増進を図るということを目的に支給をさせていただいております。本市の高齢者の人数なんですけれども、今後団塊の世代が65歳を迎える平成27年には4人に1人が高齢者になり、またこの団塊の世代が75歳を迎える平成37年には約3人に1人の人が高齢者になるという中で、敬老祝い金の支給につきまして見直しをさせていただくものと考えております。

担当課といたしましては、今後高齢者がますます増加する中で、高齢者の生活実態に即した保健福祉サービスの提供や、それぞれの価値観に基づいた社会参加を促進して健康で生き生きと住みなれた地域で暮らしていけるように高齢者の方がなることが重要であると考えております。このような考えのもとで、今年度末策定の高齢者保健福祉計画、第5期介護保険事業計画の中でも、高齢者の尊厳が守られて自立した生活ができるようにしていくことが重要であると考えておりまして、このような高齢者がふえていったり、また高齢者の方が地域の中で住みなれて安心して暮らし続けられるような支援ができるような施策への転換を図ってまいりたいと考えておりまして、このような形で検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

続きまして、老人園芸ひろばの利用料の徴収についてでございます。現在の老人園芸ひろばでございますが、農機具、水道等の利用を含めまして無料でお使いいただいているところでございます。今後につきましては、近隣の状況等も含めた中では、やはり管理の仕方、費用徴収などのことも含めまして、維持管理経費等のことも考えた中での管理のあり方について検討していきたいと考えているところでございます。

利用料はどの程度かということでございますけれども、現在の貸し付けさせている面積が約10平米ということもございますので、その大きさ等も含めた中で考えていきたいと思っております。

また、近隣の状況ということでございますが、高齢者向けの老人の農園という観点で行きますと、近隣のところでは15平米ぐらいで約年間3,000円、また10平米ぐらいでは1,200円で取っている市の方がございますこと等も考えまして、これらのことも参考にしながら検討を進めてまいりたいと考えております。

また、最近の高齢者の方の今までというイメージから比べますと、やはり60歳以上の方にお使いいただいているということも考えますと、老人園芸という名称が果たしてその使っていただく方にとっても、またお使いいただく私たちの立場からしても、余りイメージ的にはまた違ってよくないんではないかと考えておりますので、もう少し明るい行動的なイメージの名称の変更の方も必要ではないかと認識はしているところでございます。よろしくお願いいたします。

○関谷智子委員長

長野委員。

◆長野恵津子委員

ありがとうございました。これから検討していくと、老人園芸ひろばについてもということでございました。

敬老祝い金については、長い間支給が続き、形態が変わっても続けてこられた事業でありまして、楽しみにされていらっしゃる方もたくさんいらっしゃるという現実があると思います。財政状況が厳しくなっていることはわかっていても、従来から当たり前のようにいただかれた方々が続いていたわけですから、そういった意味では本当にこれからの方々にどのようにこの廃止の説明をしていくかということは、とても大事だと思いますのと、それから、今、今年度の予算ですと7,879万円余りが計上されていることがありますので、ぜひさまざまな検討を加える中で、こういったことで使われていた予算が今度はこういう形で皆さん方に喜んでもらえる施策になったという、この辺の説明をしっかりやっぱりできるような形でぜひお願いしたい、このことを強くお願い申し上げて終わります。

○関谷智子委員長

木村委員。

◆木村正孝委員

この健康福祉部のすごいメニューの数と金額の大きさに圧倒されておりますけれども、90ページの健康づくり推進プラン推進事業費というのは、項目としてあるんですね。65万円ですか、あるんですが、こんだけ大変なメニューと金額がたくさんある中で、元気な人をできるだけ長く元気でいてもらうような施策が余りにもなさ過ぎるのではないかというふうに実は考えています。

今、宇治市内でこの間からの団塊の世代を含めて退職なさった方が、例えばスポーツジム、例えばユニチカであったり城陽であったり、そういうところへ個人のお金で行っている方が非常にふえておりますけれども、市から見ると、元気な方をできるだけ元気で継続していてもらうことは非常に医療費の面からも他の給付の面からもコストが安くつくというだけじゃなくて非常に社会のあり方としては大切なことだと思うんですね。

ところが、余りそういうことについて、少し調べますと全国的には最近そういう施策がむしろ優先的になって、予防を含めてなってきてるんですけれども、大分これ探した中でやっと見つかったんがこのページのここなんですけども、ちょっと市の考え方についてお聞かせください。

○関谷智子委員長

高田主幹。

◎高田智惠子保健推進課主幹

今ご質問にありました健康づくり推進プラン推進事業費についてお答えさせていただきます。

この健康づくり推進プラン推進事業費につきましては、宇治市健康づくり推進プランに基づきまして、市民団体であります宇治市健康づくりうー茶ん連絡会の方に委託をさせていただいております委託事業費となります。うー茶んの集いの協力団体としましては、今市民団体として12団体ございます。その12団体の方々がそれぞれの特性を生かしながら集い事業を各地域で行いながら、皆さんの健康保持、増進を図ろうとしているものでございます。

例えば、22年度の状況でございますけれども、商店街でプチ健診しませんかとか、夏バテ予防の元気クッキングであるとか、そういったいろいろなさまざまなメニューを自分たちで掘り起こしながら実施していただいている、そういった事業でございます。

また、健康づくりのその協力団体におきましては、うー茶んサンバde体操というものも考案されまして、その集い事業すべてにおいて実践していただいている非常に有益な事業だというふうに思っています。

私たち行政の方も、うー茶ん連絡会の方と連携しながらこのうー茶んの集い事業、それからうー茶んフェスタというものも実施しているんですけれども、そういったあたりと連携しまして市民の健康保持、増進を図っている事業でございます。以上でございます。

○関谷智子委員長

木村委員。

◆木村正孝委員

ありがとうございました。どう言うんですか、市民団体に委託をされておられるということが前提になっていると思うんですけど、これはもっと宇治市内に住まれている全部の高齢者で元気な方を対象にした施策というものをやはり考えるべきではないのかと、単に今やっておられる市民団体の方に委託をしてやってるんですというだけでは、少し余りにも規模が小さ過ぎるんではないかなと思うんです。やっぱり元気な方の方にお金を使う、そのことが医療費も少なくなりますし、他の面での随分多くたくさんのプラス面が出てくると思うんです。ぜひそういうことを、高齢社会ですけど、むしろ困っている方を助けるとか病気の方を援助するとかというのは非常に手厚いですけど、片方で元気でそういう人をやっぱりもっとそれを継続してもらうと、そういうことを広く市民に呼びかけて、そのことについて市が何らかの手を打つということについて、ぜひご検討いただきたいということだけを申し上げておきたいと思います。何かありますか、よかったら。

○関谷智子委員長

一原課長。

◎一原珠美健康生きがい課長

高齢者の生きがい対策といいますか、元気な高齢者を支援する事業ということでございますが、健康生きがい課の方では先ほどご質問いただきました老人園芸ひろば事業でありますとか、それから輝き支援2015と題しまして団塊世代の方が高齢期を迎える10年後に備え、この事業なんですけども福祉サービス公社の方に委託をしておりますけれども、さまざまな高齢者向けの今後の人生を生きていくための教室、例えば健やか生活塾とか人生設計塾でありますとか、愉快生活塾とか、また市民向けのシンポジウムなどを行いまして元気な高齢者を支援するような施策等にも取り組んでいるところでございます。

また、介護予防としましては、一次予防としては機能訓練といいましてパワーリハビリ教室などの参加もしていただけるようにご用意しておりますので、ぜひご利用いただけたらと考えているところでございます。

○関谷智子委員長

木村委員。

◆木村正孝委員

結構です。