「審査部局」
教育部、水道部、簡易水道事業特別会計、飲料水供給施設事業特別会計、
※ 教育部の審査より
◆木村正孝委員
2つだけお尋ねします。
1つは学校給食のことでお尋ねしますが、一応事前に確認したところ、直営校と委託校が今年度が13校と7校。来年度から、今回新たに加わりましたので民間委託が14校で直営が6校ということで間違いないかどうか確認します。
それからもう一つは、これでいきますと、20校中14校が民間委託ということになりますと、ほぼ7割が民間委託になってるということであろうと思いますが、今回の入札のやつも含めて民間委託がこれ以上進むことについては少し懸念を持っております。安ければよいということではないと思いますし、妥当な金額をやっぱり検討し、根本的に見直す中で改めて金額の算出をやるべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それからもう一つは、民間委託の比率を今のこれ以上ふやすのではなくて、直営を維持しながら直営のメリットとしての一つの価値をつくり得るような施策が必要ではないかと。具体的に言いますと、最近特に食育ということで、学校給食に産直の問題、地産地消の問題含めて非常に手をたくさん準備に力を入れながらやっておられる直営校がたくさん見本のように出てきております。そういうことも含めて検討される必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。これ1点目です。
それから2つ目は、さっきの臭気のことですが、ダブる質問じゃなくて、これは確認です。学校のトイレの臭気ですね。臭い便所というお話がありましたので、すいません。ちょっと不十分でしたね。これは先ほどから出ておりましたけれども、まず学校のトイレは先ほどのご答弁では耐震とかクーラーとかがどうしても優先になるので後回しにせざるを得ないというふうなご答弁だったと思いますけれども、まずこの学校のトイレの臭気については、子供さんにとっては毎日のことですから、非常に切実な問題なんですよね。親御さんに聞きますと、もうこのために学校に行くのも嫌やと言う子供もいるぐらいにという話も聞いておりますので、そしたらそういうことの中で先ほどの話ですと、非常にお金がかかるからなかなかできへんような言い方でしたけれども、臭気の原因について各学校別に違うと思うんですけども、きちんとした把握をしておられると思うんです。例えばその原因が便器にあるのか、配管にあるのか、あるいは便槽なり浄化槽にあるのか、そのあたりを当然把握してると思いますので、そのことについて結果だけお尋ねいたします。もし臭気についてつかんでおられながらお金が大変かかるんだというのであれば、何でそれだけお金かかるのか、それもあわせてお答えいただきたいと思います。以上です。
○関谷智子委員長
秋元課長。
◎秋元尚学校教育課長
まず、給食の民間委託ですけども、ご指摘のとおり13校が委託校、来年度、24年度から木幡小学校を委託にしますので14校、全体の7割ということになります。それから金額の積算ですが、今回宇治小学校においてドライシステムの新しい校舎、給食室を建てたわけでございますが、そのドライシステムの積算が甘かったということで、2度も入札をさせていただくこととなりました。また、あと補正予算を組んでいただくということになりました。その点については、きちんと積算をしなければいけないというふうに思っております。ただ、ドライシステム以外の学校では、今現在の設定しております予定価格の中で入札ができておりますので、その点については現状としては適正な範囲で価格設定ができているのではないかと考えております。
それから、食育や地産地消の取り組みですけども、当然重要なことでございますし、これは委託、直営関係なく、委託校には市費の栄養士を配置しておりますし、今現在、給食を実施している学校すべてに府の栄養教諭か、もしくは市費の栄養士が配置されて食育に関連することにも取り組んでおりますし、また地産地消という意味では、これについては委託、直営関係なく一括で購入しておりますので、その中でできるだけ宇治産のもの、宇治産もなかなか少ないので京都産のものを取り入れられるようにということで取り組んでいるところでございます。
○関谷智子委員長
西村主幹。
◎西村三喜男学校教育課主幹 トイレのにおいの件でございますけれども、便器に尿石が付着することがにおいの原因というのが、宇治市の現在の状況を把握しております。なお、年間2回の尿石除去の清掃は実施しておるところでございますけれども、それでもにおいがひどいという場合につきましては、用務員作業で強力な尿石除去剤を投入しているのが実情でございます。よろしくお願いいたします。
○関谷智子委員長
秋元課長。
◎秋元尚学校教育課長
失礼しました。今後の委託についてでございますが、平成19年度に第2次学校給食調理民間委託の実施方針というのを定めまして、平成24年度までの間、委託を実施するというふうに決めております。24年度に総括しまして、以後の方針を決定するということですので、現時点では白紙の状態でございます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
学校給食のやつはそれで結構です。
あと臭気ですけども、皆さんが一生懸命おっしゃってる割に認識が違うんではないかと思うんですね。便器に付着している尿石が原因で、それだけが原因でやってるけど大したことになっとらへんという。そんなことでその臭気の問題がいまだに解決してないというのは不思議ですよね。臭気なんていうのは必ず原因があるわけですから、今おっしゃってることだけであれば、当然学校のトイレはもっときれい、においがしないはずなんですよ。そういう意味では、臭気の原因については配管のこともあるし、あるいは浄化槽のこともありますから、浄化槽であれば委託している業者がきちんと管理ができてないということも当然ありますし、配管でしたら一定の洗浄剤なりを使って洗管作業をすればとれることもありますから、そういう意味では臭気を何とかしようというところの認識がないのではないかと僕には思えたんですね。そういう意味では、改めて各学校ごとに臭気の原因をきちんと調査して、それには実際にどういう手だてがあるのかと。それについては本当にお金がかかるのかどうなのかということについて調査をしていただきたいというふうに思います。臭気の問題については、例えば大阪市立の環境科学研究所なんかは臭気の専門家がおりまして、頼んだら来てくれて、臭気の原因調査もしてもらえるということで、これは市の職員ですから、環境科学研究所ですけども、それほどお金がかかることではありませんので、やはり子供さんのことを考えると、一日でも早く解決をするということが望まれますので、ぜひご検討いただきたいと思います。以上です。
(中 略)
※ 水道部の審査より
◆木村正孝委員
そしたら、私の方から、今、坂本委員がご質問になった内容に関連して、先にそれを質問いたします。
1つは耐震の考え方として、宇治浄水場は府営水のバックアップがないからそれを優先するんだというふうなことですが、それと、神明、奥広野の場合はバックアップができているから後回しにするんだというふうなお答えでした。ちょっと、先に1点確認しますが、神明については間違いなく府営水も一緒に配管されて入っておりますが、奥広野にも入っているんでしょうか。奥広野は入ってなかったと思いますが、いかがでしょうか。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
宇治浄水場、ちょっと私、言葉足らずだったんですけど、バックアップが全くないというわけじゃございません。宇治浄水場は非常に水量が多いもんですから、それを間に合わすためには大変な量が要るということで、それはバックアップとしましては京都市と協定して京都市からも水ももらえるようになってますので、その点は大丈夫なんですけど、ただ、神明浄水場、奥広野浄水場みたいに何かあってもすぐ、全く使用者というんですか市民の方々にご迷惑をかけずに供給することができないというような構造になっていますので、ちょっと誤解を招くようなご説明をしてしまい申しわけございません。神明浄水場も奥広野浄水場もきちっと府営水のバックアップがございますので、よろしくお願いします。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
今のお話で、1つはこの間も指摘をしましたが、府営水のバックアップがあるから、言うたら、耐震については安全なんだ、安心なんだというふうな考え方がありますけども、それは根本的に逆さまではないかというふうに言っております。というのは、国のこの間の、阪神・淡路大震災、それから新潟中越地震、今回の大災害を含めて、国土交通省が検証をした結果として、井戸の方が震災には強いんだという検証結果が出ております。ですから、今の府営水はずっと広い配管でやっておられますから、耐震性についてはそちらの方に弱点がある、むしろ井戸の方を優先的に耐震化ということでは使うべきなんだと、それを今回の地域水道ビジョンの見直しの中で、それを活用すべきだという提案をしておられるわけです。そのことについて、全く考え方が逆さまではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
何度もこの間、本会議等でご討議させていただいているんですけど、井戸の上水道、井戸を使った浄水場が安全であって、表流水を使った浄水場が安全でないということは全く関係ないと思います。浄水場そのものがどうかということだろうと思いまして。現に、中越地震ですか、そのときの井戸をどこかの資料で見たんですけど、消融雪設備なんかは20何%か30%ぐらい、20数%でしたか、井戸が、そのものが使えなくなったというようなところもあります。私どもはその中で今後、震災、いろんなことが起きたときに、どのような形で水を確保していくのかということで、私ども、この間、22年に地域水道ビジョンをつくりました。そのときに、もちろん議員の皆様方のご意見を聞き、またパブリックコメント等、広く皆様方のご意見を聞き、その中で65対35を基本に平常時は80%ぐらいまで府営水の受水量を伸ばすというふうなことを定めさせてもらってございますので、よろしくお願いをいたします。それと、バックアップの件でございますけど、何度も申しますように、今、どのような形でどこをどうしていくかというのは、私どもはやっぱり75%を担っている宇治浄水場をまず耐震化すること、これがまず私どもに課せられた責任だろうと思って、今、取り組んでおりますので、ご理解をお願いいたします。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
時間がありませんので、根拠なしにそういう発言しておられますので、新潟上越地震のデータは国交省から出ております。その中でも、安全性の方のデータとして出ているわけです。そういう意味では、この間何遍もとおっしゃいますけども、根拠なしに発言だけありますので、これは資料として、今、管理者がおっしゃっているやつは根拠として資料を請求しておきたいと思います。それでいかがですか。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
先ほど20数%の資料、ございますので。はい、わかります、後で資料として提出させていただきます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
プラス、この間何遍もおっしゃっている井戸は安全だとは言えないんだということの根拠、それもあわせて資料請求しときます。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
この間、ずっと私どもが説明させていただきました。
(「いや、もういいです、資料だけですわ」)と呼ぶ者あり)
◎桑田静児水道事業管理者
井戸、浄水場につきましては、いろんな場所についてそれがどこに、どの場所に位置するか、それと地震の規模、それと強度等によりまして、それぞれ被災状況は違ってきますので、それをもって私どもお話をさせていただいてます。現に、東日本のあの大震災では、かなりたくさんの井戸も被害を受けている、こういうことを説明させてもらってますので、特にこの件についての資料については、私ども今すぐご用意はできませんので。ただ、先ほど、消融雪ですか、その件につきましては資料ございますので、それは提出させていただきます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
管理者、僕も時間ありませんのであれですけど、発言されたことの根拠があるんだったらその資料を出してくださいと言っているんですわ。新潟のやつは、先ほどのやつはいただきますが、それ以外に、阪神・淡路大震災のときもそういう井戸が万全とは言えないということを何回もおっしゃっているわけですから、そのデータを出してくださいと、それだけです。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
阪神・淡路大震災のときの、当時の聞き取りがありますので、そのことについては出させていただきます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
はい、結構です。それから、先ほどのもう1点、府営水が施設設備をするために、一定のやっぱり量を購入する必要があるんだということですが、これについては設備投資をしてやられた場合に、一定の年数の中で計算されたデータがあるはずだというふうに思っておりますので、そのことの根拠、府営水を6万2,800トンを購入し続けるための根拠として、府は先に設備投資をしたと、市の要望に応じて。ですから、それのために、それだけの量を購入する必要があるんだというふうにおっしゃっているわけです。そしたら、それは一体いつまでなのかということが、当然、府の方で持っておられると思いますので、そのデータを要求しときます。きょうは結構です。いかがですか、資料請求は。
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
6万2,800トンの根拠ということでございますけれども、ちょっとそれは京都府の方に確認をした上で、またご返事をさせていただきたいと思います。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
それから、時間がありませんので、35%、平常時は20%にするんだなんて話は、何か当たり前のようにおっしゃってますが、そんなことは今までの中でどこにも出てきておりません。今までの中期整備事業の中では明確に65%、35%自己水と、これが基本になっております。それが一体、平常時は20%にするなんてのはどこで決まったんですか。
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
平常時のことにつきましては、先ほど管理者が申し上げましたけども、地域水道ビジョンできちっとそのことは明記しております。ましてやそのことについては、議員の皆さんのご意見もお聞きして、パブリックコメントもとりまして、最終的に地域水道ビジョンとして決めさせていただいて、その中でも明記をさせていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
地域水道ビジョンに明記をしてあるとか、それは建設水道常任委員会含めて議論になったんでしょうか。35%というのは基本方針でしたよね、今までの。それを変更するに当たって、それなりの議論はあったんでしょうか。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
先ほどもお答えしましたように、この地域水道ビジョンを作成するために、それぞれ節目のときに所管の委員会にもご報告もさせていただきました。最終的にこういう形でよろしいでしょうかということで、パブリックコメントもいただきました。ただ、残念なことに、パブリックコメント、1件もお答えがございませんでした。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
そのことは結構です。改めて、またやります。
そしたら、今年度予算書の中で107ページ、ここに水道会計予算が出ております。それで、例えばこの中の内訳、年間総配水量の中の内訳として各浄水場の名前が書いてあって、開はゼロと書いてあるんですね。1つは、ここになぜ槇島浄水場の名前がないのか。これは休止中ですから、施設としてはまだ残っているはずなんですね。廃止はしてないんですよね。なのに、なぜここに記載がされないのか。一体、この内訳というのはどういう意味があるのか。これは実は法学者にこれを見せて聞きますと、これはきっと備考やろうと。どういう方針で具体的な何か意義があるものではないやろうと、備考のようなもんやろうというふうなご意見もいただいたんですけども、ちょっとこれについて説明をください。
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
一番表の議案第9号で示させていただく部分でございますけども、この部分につきましては議決をいただく部分というふうに理解をしております。その中で、年間総配水量を決めさせていただいて、その内訳として当然これも含んだ議案ということで提案をさせていただいているところでございます。
それと、槇島浄水場がないということでございますが、これは方針に基づきまして、現に休止をしております。ただ、開につきましては休止方針を出しているところでございますが、現に給水をしていると、その違いがあるということで、こういう表記にしているところでございます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
そしたら、ここに水道法の中で、あくまでも休止というのは、再開を前提にされていると。廃止の場合は当然、その自身がなくなるということで、水道法の中でも説明されておりますけれども、現に廃止をしてないのに、こういう公文書の中で記載をしないということについてはおかしいんではないかと思うんですね。それで、宇治市が公表しておられるホームページ、水道部の。その中に、水質検査計画というのがございます。この中に開浄水場の検査結果は出ております、それぞれ。ところが、槇島浄水場は項目もない。片方で各浄水場の場所を記載した地図が、これはもうホームページで明らかにされております。ところが、ここには開浄水場も槇島浄水場もございません。さらに、配水区域という地図がございます。これにつきましても、実は槇島浄水場と開浄水場がないと。地図はここにありますが、浄水場、配水池及び給水区域という、これが、市が、水道課が出しておられます。水質検査の採水地点、これについても、これがそうですね。こういった、これはどういう形で、片方では記載をし、片方では記載をしないというのはどういうことになっているんでしょうか、お尋ねします。
○関谷智子委員長
暫時休憩いたします。
午後5時44分 休憩
午後5時44分 再開
○関谷智子委員長
休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
先ほども予算書のところでご説明を申し上げましたけども、開浄水場は現に給水はしております。給水をしているということは、当然水質検査もしております。そういう意味で水質検査計画に水質の情況を載せているということでございます。その施設の給水区域とかいうのにつきまして、既に休止方針を出しておりますので、開も槇島浄水場もそこには載せていないという違いでございます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
片方で、1つは施設として、また宇治市の公的な施設なんですよ、槇島浄水場も。それ自身が記載されずに、全く消えること自身が、まず、おかしいんですよね。給水しているか、せえへんかかわらず。2つ目に、開浄水場は給水を続けている、だから水質検査もしているし、結果も公表していると。そしたら、ここの水質検査の採水地点であるとか、浄水場の配水の地図であるとか給水区域、この中に開浄水場はなかったらいかんのです。指摘だけしときます。それから、今の、年間配水量の内訳のことですけれども、これは平成22年度の予算委員会の中で、ここにもおられます宮本委員が水道部の中で質問されてます。これは、具体的に何かといいますと、4月1日にまだ開浄水場は確実に動いていることがはっきりしている中で、予算書にこのゼロというのはおかしいんじゃないかという指摘をされたんですよね。それに対して、当時の小西部長があくまでもこの予算というのは概算上のようなもので、企業会計の場合は。決算で整理をするんですと、ですから年度当初にここではゼロと書いてもいいんですと、さらに予算の中にはそのことも実は含んでいるんですと、最終整理は決算でしますと、そういう答弁をなさって整理がついたことがあるんですけど、そのことは今も生きているんでしょうか。
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
今、おっしゃってます配水量、年間総配水量の中には当然、開の給水区域に給水する配水量を含んでおります。ただ、休止の方針を出してますので、自己水源としての開浄水場はゼロという形でさせていただいているところでございます。当然、開浄水場、現に休止方針を出しておりますけれども、現に休止ができていないということで、給水を続けているということからいいますと、当然費用は発生します。そうなってくると、決算において開浄水場の費用は出てくるということになるというふうに思います。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
ということは、要するに予算でゼロと書いてあるけども、現実には給水は続けているし、予算的にもそれはちゃんとあるんだと、結果として決算でそのことは表明しますと、そういう意味ですね。それで結構です。確認だけで。時間がありませんので、それで結構です。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
少し違いますので。総配水量、宇治市全体に配水する配水量は確保しています。そのお金が幾らですということで、当然、今現在、開浄水場の給水を受けている方々にも、当然のことながら給水しないとだめですので、そういう意味で給水量を確保しているということでございますので、ご理解をお願いします。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
当たり前じゃないですか。実際に住民は水道料金を払っているわけですから。それで結構です。当たり前のことを言ってはるだけやと思ってますので、それで結構です。
それから、済みません、あまり時間ありませんので急ぎます。西小倉浄水場と神明浄水場がこの間、何回か停止をして、今、西小倉浄水場は現在もまだとまっているということですが、これは実際に議員さんの中にも西小倉浄水場の給水を受けている方もいらっしゃいますけど、これ、大分たちますけども、これ一体いつ回復するんでしょうか、お聞きしますのが1点。それから、そういう場合の費用というのは、この予算書でいいますとどこに該当するのかをお聞きします。
○関谷智子委員長
三沢主幹。
◎三沢孝浄水管理センター主幹
ただいまご質問のありました、西小倉浄水場の修理はいつまでかかるのかということでございますけれども、今現在、業務委託として業務を実施中でございまして、3月の末ごろに取りかえの方が終わる予定をしております。それから、順次水質の確認等を行いまして、再度、使用開始という流れになるということを報告させていただきます。
○関谷智子委員長
三沢主幹。
◎三沢孝浄水管理センター主幹
西小倉浄水場の費用の捻出場所ということでございますけれども、これにつきましては平成23年度予算の中で原水及び浄水費の修繕費から支出しております。
(「何ページですか」と呼ぶ者あり)
◎三沢孝浄水管理センター主幹
ただいまお手元にございます24年度予算には西小倉浄水場は入ってございません。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
そしたら、今年度、例えばそういうポンプが停止をした場合に、今年度予算でいいますと、これはどこに入っているんでしょうか。それもあわせてお聞きしときます、済みません。
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
今の予算の費目で申し上げましたように、原水及び浄水費の中で23年度で支出をしているところでございます。
(「今年度の場合でしたら、どこになるんですか。項目は一緒でしょ。項目は一緒やと思いますので、これ、去年と何も変わってないと思います。項目はどこですかと言っているんです。今年度に実際、そういう場合、起こった場合に、やらはる項目はどこですかと聞いているんです」と呼ぶ者あり)
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
それは、先ほど三沢主幹が答えましたように、原水及び浄水場の中の修繕費で対応するというふうになります。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
そしたら、今年度の予算でしたら111ページの水道事業費用の1の営業費用、この中の原水及び浄水費ということでよろしいんでしょうか。
○関谷智子委員長
杉村部長。
◎杉村亮一水道部長
そのとおりでございます。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
はい、わかりました。あと、2点だけ、時間がありませんので確認だけしときます。済いません、水道法の第23条がございます。槇島浄水場と開浄水場につきましては、この第23条が適用されたのかどうなのかをお尋ねしておきます。
○関谷智子委員長
放示課長。
◎放示琢磨配水課長
委員ご案内の水道法23条の給水の緊急停止ということに当たるかというご質問ですけれども、この項目は緊急時のことということで、供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときに直ちに給水を停止し、かつその水が使用をすることが危険である旨を関係者に周知させるというような内容でございます。直ちにというような内容になってございます。槇島の浄水場等につきましては、老朽化等もございましたので、その点をもちまして休止の方向というようになっておりますので、よろしくお願いいたします。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
両浄水場ともこの水道法にいうところの23条適用ではないということで、結構です。済みません、そしたら、あと、最後に1点だけ。開浄水場の休止の関係で、当初は2点の理由で休止がされました。その後、ポンプが非常に老朽化していると、そういうことを含めて休止方針に、老朽化しているためにそれをプラスして休止方針にされたんですけど、開浄水場のポンプはあれから5年たった今日もまだ動いております。当時、休止理由の一つに挙げられたポンプが危ないと、そのことに対して大変なお金が要るというふうに決められた、あるいは提案をされたやつは、大変な誤りであったということが、今、今日、事実として明らかになっておりますが、そのことについて管理者の見解を求めておきます。
○関谷智子委員長
暫時休憩いたします。
午後5時55分 休憩
午後5時56分 再開
○関谷智子委員長
休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
開浄水場の揚水ポンプの件でございますけど、平成19年の3月のたしか20何日か、終わりぐらいだったと思います。通常の揚水能力でしたら1時間当たり70トンぐらい、ちょっとあれですが、70トンぐらいだったのが、たしかその当時38トン、40トンを切るような能力が低下しました。これは通常ですと、私ども、通常の場合ですと、ポンプを交換するのに値する値です。現在の1時間当たりの揚水量はたしか33トンぐらいまで落ちていると聞いています。済みません、細かい数字はあれですけど。38トンよりまだ落ちているということでございまして、まさにポンプの能力が半分以下、能力が半分以下になってますので、ポンプの交換の時期にはなっているというふうに判断をしております。また、地元の方々からもポンプを交換してほしいということを、この間に何回も言われてますので、ご理解をお願いします。
○関谷智子委員長
木村委員。
◆木村正孝委員
意見だけ言っときます。事実として、それ自身が問題だということで休止施設が一つになったんですが、現実の問題として、現在、開浄水場のポンプはそのままで動いております。その後、神明浄水場や西小倉浄水場でポンプがとまっているということも事実として出ております。その意味では、開浄水場の休止理由の大きな1つであったポンプの問題が、事実として違うということもあわせて確認をしておきたいと思います。以上です。
○関谷智子委員長
桑田水道管理者。
◎桑田静児水道事業管理者
先ほども申しましたように、私どもはポンプはもう非常に危ない状態になっていると、そういうふうに考えておりますので、よろしくお願いします。