水の会活動


水の会活動

私たちには二つの確信があります。

4年前宇治市が槙島浄水場廃止と同時に開浄水場廃止を要求してきた時から、私たちの活動は始まりました。
いろいろな専門分野の先生方に知識をいただき、過去の市政の情報を集め、次世代への責任について何度も話し合いました。
そして次の二つの確信を持ちました。

1 南京都には「花折断層」と呼ばれる大きな断層が通っており、(天瀬ダムの近くを通つています)それによる地震災害の可能性が考えられます。
その時被害が軽くすみ、短時間で復旧可能なのが地下水浄水場であり、たとえ配管が壊れても浄水場までいけば命の水が手に入るのです。
幸いにも宇治市では現在5つの地下水浄水場が稼働しています。これを決して止めてはいけません。

2 開浄水場は実は50年前にも廃上の検討がなされたのです。
その後16年余をかけて、住民(開自治会)、浄水場の所有者(日産株式会社)、宇治市渡辺市長)の三者が話し合い、三者がそれぞれ負担しあうことで、その存続が決定されました。
今日、いっそうの危機管理の必要性は国民の総意です。
33年前の先人の危機管理意識よりも、平成23年の今日の市行政の危機管理意識は後退してしまっているのです。

3 未来に対して過剰な不安を持つ必要はありません。
しかし自然災害は予想をはるかに越えることも事実です。
例えば福井県の敦賀、美浜、高浜原発の損傷によっては、琵琶湖が汚染される可能性があります。
刑|1水系が次世代に与えるダメージは大きいはずです。
その時、せめて子供達にとつて当面安全な地下水浄水場を存続させつづけることは私たち世代の大きな責任です。
以上がこの4年間で学んだ水の会の確信です。 皆様の多様なご意見をお待ちしています。

連絡先宇治市問町25-2
電話0774-43-0166
水の会代表 木村正孝 & 会員一同